“えっけんしつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
謁見室100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハムレットが影のように謁見室えっけんしつへ入ってきて、オフィーリヤの等身像の下にうずくまっていましたが
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
まもなく沈鬱な足音がして、黒い絹の短上衣タブレットに銀の帯をしめ、三つ重ねの襞衿ひだえりをつけた六十歳ばかりの男が、眼を伏せながら謁見室えっけんしつへ入ってきて、しずかに壇を上って王座に掛けました。
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)