“うぬぼれや”の漢字の書き方と例文
語句割合
自惚家100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは、立派な着物を着こんで村を押しあるき、職人に助言をあたえる癖があった、ある自惚家うぬぼれやのはなしを思いだした。
それで覚えているのです。だが短い人生の中で、二度まで婦人に褒められたら、もう本望じゃあありませんか。ただしあくどい自惚家うぬぼれやは、毎日婦人に褒められないと、気色が勝れないようですね。
御存与太話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)