“うたいほん”の漢字の書き方と例文
語句割合
謡本100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに粟生氏が「箙」の切の或る一個所をかれこれ二三十遍も遣直やりなおさせられたと思うと、老顔に浴びるように汗の滝を流しながら、精も気根も尽き果てた体で謡本うたいほんの前に両手を突いて
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)