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うしじょ
ふりがな文庫
“うしじょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
丑女
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丑女
(逆引き)
丑女
(
うしじょ
)
が死んだというしらせが来た。彼女は郷里の父の家に前後十五年近く勤めた
老婢
(
ろうひ
)
である。自分の高等学校在学中に初めて奉公に来て、当時から病弱であった母を助けて一家の庶務を処理した。
備忘録
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
丑女
(
うしじょ
)
はその氷柱をのせたトタン張りの箱の中にとけてたまった水を
小皿
(
こざら
)
でしゃくっては飲んでいた。そんなものを飲んではいけないと言って制したが、聞かないで何杯となくしゃくっては飲んでいた。
備忘録
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
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