“いつび”の漢字の書き方と例文
語句割合
溢美100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、その名声はすこし溢美いつびに過ぎていたようである。孔明が生前すでに観ていたように
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊良湖岬は、天下の絶勝と言つても、決して溢美いつびではなかつた。其他に、私は何処にかうした大きな眺めを持つたシインを発見したであらうか。伊豆の海岸か、否。駿河の海岸か、否。
伊良湖岬 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)