“いっぴつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
一筆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萩之進のほうは覚えのあることだから、大いに恐惶きょうこうして、なんとか乞食の相をはらいたいと思い、いまの故事にならって、千人悲願を思い立ち、そこで書きのこした一筆いっぴつが『すさきの浜』……
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)