“いちむらうざえもん”の漢字の書き方と例文
語句割合
市村羽左衛門100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市村羽左衛門いちむらうざえもんとの情話で名高い、新橋の洗い髪のお妻が、髪結銭かみゆいせんもなく、仕方なしに、髪をあらったままで写した写真が百美人一等当選だったのを、美妙が六銭の入場料をはらって見て
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「年を取るてえと、めえ物を食うより楽しみがないのに、歯が悪くなるから、だんだん旨めえ物がなくなっちまあ。こんなべら棒な話ってあるかい。」と、老優市村羽左衛門いちむらうざえもんが憤慨したのも
老年と人生 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)