トップ
>
いがま
ふりがな文庫
“いがま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鑄釜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鑄釜
(逆引き)
あの時、
鑄釜
(
いがま
)
なら、値段も安くて、どこにでもあつた。然し時によると熱湯の勢ひで破裂することがあると云ふので、鐵をうち鍛へさせることにした。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
義雄は、蟹の大きなゆで釜を、
鑄釜
(
いがま
)
でなく、鐵の厚板で打たした經驗を得てからと云ふもの、鐵のかな臭いにほひが忘れられず、鐵の響きを聽くと、自分の精神が響いてゐる樣な氣がする。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
いがま(鑄釜)の例文をもっと
(2作品)
見る