“いおうび”の漢字の書き方と例文
語句割合
硫黄火100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どれ」とかき分けて前へ出て、硫黄火いおうびのように青光る、小粒のまなこでにらんだが、ピョンと背後うしろへ飛び退いた。「逃げろ! あぶない! ほえかかるぞ!」
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「ははあ」というと天草時行、トロトロトロトロと両眼を、硫黄火いおうびのように輝かせた。まるで妖精のまなこである。が、そいつがポッと消えると、トボケた爺さんに一変した。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
膝を進めた天草時行、硫黄火いおうびのように青光る眼を、じっと広太郎へ注いだが
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)