“あをべうたん”の漢字の書き方と例文
語句割合
青瓢箪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの女は、やたらにピンシヤンするからですよ。青瓢箪あをべうたんの役者野郎に夢中になつて、働き者の旦那の阿波屋を大事にしないから、あんなことになるんで」
「三十がらみの青瓢箪あをべうたん野郎で、大きな聲で物も言へない、物の汚點しみか、影のやうな野郎ですよ、——その和助が言ふんだ、お舟さんは昨夜一と足も外へ出ねえ——と」
「眉毛が薄くて、有るか無きかのお團子つ鼻で、二十歳はたちの白雲頭で、青瓢箪あをべうたんで、赤眼で」