“あわしまさま”の漢字の書き方と例文
語句割合
淡島様100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お堂の左手に淡島様あわしまさまがあります。小さな池に石橋が掛っていて、それを渡る時には、池の岩の上にいつも亀が甲を干していました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
長屋の屋根の下の者は驚いて外へ飛び出して、弥次馬と一緒になって騒ぐ時分には米友は、そこから飛び下りて淡島様あわしまさまの方へ一散に走って行きます。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)