“あらだたみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
新畳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前句は新畳あらだたみを敷いた座敷である、それを通して前々句を見るとそこには行燈あんどんがあり、その中から油皿あぶらざらの心像がありありと目に見える。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
従って創作心理の研究者にとっては少なくもひとまずは取り上げて精査してみなければならない問題である。「あぶらかすりて」の次に「新畳あらだたみ敷きならしたる月影に」
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)