“あかゑ”の漢字の書き方と例文
語句割合
赤繪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い丁稚でつちが、店使ひにしては贅澤過ぎる赤繪あかゑ茶碗ちやわんに、これも店使ひらしくない煎茶せんちやをくんで、そつとお靜の傍にすゝめました。
お兼の指した流しの向うに、物に凭れさせて洗つた徳利が一本、倒樣さかさまになつてゐる外に、赤繪あかゑの猪口が一つ、これも洗つたまゝ板の上に伏せてあるではありませんか。