トップ
>
『酒に就いて』
ふりがな文庫
『
酒に就いて
(
さけについて
)
』
酒といふものが、人身の健康に有害であるか無害であるか、もとより私には醫學上の批判ができない。だが私自身の場合でいへば、たしかに疑ひもなく有益であり、如何なる他の醫藥にもまさつて、私の健康を助けてくれた。私がもし酒を飮まなかつたら、多分おそら …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戸外
(
おもて
)
覊絆
(
きづな
)
嗽
(
うが
)
素面
(
しらふ
)
身體
(
からだ
)