立秋りっしゅう
この一隅に秋立つ日 楓の幹を蟻が上る急げ 急げ夕立がくる鳴神は隈取りをして 灰色の兩手を擴げて——軒端を蜂が飛んでゐる …
作品に特徴的な語句
鳴神なるかみ
題名が同じ作品
立秋 (旧字旧仮名)萩原朔太郎 (著)