今朝、室生君からの手紙を枕頭に受け取つて、まだ起きもせずに開いて見ると、忘春詩集に序を書けといふのである。読みながら第一に私が思ひ浮べたことは或る会話である。それはつい一週間も前に私を訪ねた或る人と私とが取交したものである。—— 「この間、 …
著者 | 佐藤春夫 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | 「忘春詩集」京文社、1922(大正11)年12月 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
秋旻
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