夢の国ゆめのくに
雄心や花ふみにじりわか芽つみほゝゑむすべは知らずあらなむ ふと行きてかへらぬ人よ掌をすべりて消えし玉ならなくに 身の秋にしのぶも悲し日陰草小さく咲きて散りし花はも 天つ世の魂の足音のきこゆらしゆめの国ゆくあかつきの時 思ひなゝあらそひもなき …
作品に特徴的な語句
百人もゝたり 足音あおと
題名が同じ作品
夢の国 (新字旧仮名)宮原晃一郎 (著)
夢の国:――童話風景―― (旧字旧仮名)桜間中庸 (著)