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『どら猫観察記』
ふりがな文庫
『
どら猫観察記
(
どらねこかんさつき
)
』
瑞西に住む友人の家では、或日語学の教師の老婦人が、変な泣顔をして遣って来たそうである。市の蓄犬税が三割とか、引上げられるという際であった。私たちの生活では、とても今度のような税は払うことが出来ません。是迄は無理をして育てて居たけれども、もう …
著者
柳田国男
ジャンル
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
斑
(
ぶち
)
睽離
(
けいり
)
許多
(
あまた
)