君達に送る――新しい民衆の精神きみたちにおくる――あたらしいみんしゅうのせいしん――雑誌『民衆』の創刊号に――――ざっし『みんしゅう』のそうかんごうに――
いま僕は君達に書く、 最も新しい名で君達をよび、 僕のあらゆる精神をこめて。 君達は知っているか、 いま僕等がどんな時代にいるかと云うことを、 いま時代がどんな方に動いているかと云うことを、 おお君達の生誕を待っていた世界、 君達はあの声を …