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『母子像』
ふりがな文庫
『
母子像
(
ぼしぞう
)
』
進駐軍、厚木キャンプの近くにある、聖ジョセフ学院中学部の初年級の担任教諭が、受持の生徒のことで、地区の警察署から呼出しを受けた。 年配の司法主任が、知的な顔をした婦人警官を連れて調室に入ってきた。 「お呼びたてして、恐縮でした」と軽く会釈す …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「讀賣新聞」1954(昭和29)年3月26~28日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
臥床
(
バアス
)
外
(
はず
)
島北
(
しまきた
)
幾歳
(
いくつ
)