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『ここに弟あり』
ふりがな文庫
『
ここに弟あり
(
ここにおとうとあり
)
』
洪次郎 紅子 基一郎 東京市内のある裏通りで、玄関の二畳から奥の六畳へ是非とも茶の間を通つて行かねばならぬ不便な間取りの家。 座敷には瀬戸の丸火鉢が一つと、床の間にヴアイオリンのケースが置いてある。茶の間には粗未な鏡台。羽織を重ねたまゝの女 …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「文藝春秋 第九年第一号」1931(昭和6)年1月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約37分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
兄
(
あに
)
女
(
ひと
)
郷里
(
くに
)