人生の楽事じんせいのらくじ
左の一編は十一月十一日府下芝區三田慶應義塾に於て福澤先生の演説したる其大意の筆記なり。 人には何か樂しむ所のものなかる可らず。旅行を好む者あり、閑居を貪る者あり、遊藝を嗜む者あり、書畫骨董を悦ぶ者あり。尚ほ之より以外には財産の増殖に餘念なき …
題名が同じ作品
人生の楽事 (新字新仮名)福沢諭吉 (著)