『明治懐顧（めいじかいこ）』
私が絵を習い始めた頃を想い出すと、まことに伸々として懐かしいものが、数々あります。その頃（明治二十一年頃）京都には鈴木百年、松年、幸野楳嶺、岸竹堂、今尾景年、森寛斎、森川曾文等諸先生の社中がありましたが、ここでは鈴木松年社中を例として述べて …
著者上村松園
ジャンル芸術・美術 > 絵画 > 日本画
初出「日本美術」1943（昭和18）年5月
文字種別新字新仮名
読書目安時間約5分（500文字/分）
朗読目安時間約8分（300文字/分）