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『一日中の楽しき時刻』
ふりがな文庫
『
一日中の楽しき時刻
(
いちにちじゅうのたのしきじこく
)
』
復啓、以前は夕方に燈火のつく頃と、夜が段々更けて十二時が過ぎ、一時となり一時半となる頃が此上なき樂しきものに候ひしが、近頃はさる事も無御座候。樂しき時刻といふもの何日よりか小生には無くなり候、拂曉に起き出でて散歩でもしたら氣が清々するかと存 …
著者
石川啄木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京毎日新聞」1909(明治42)年9月24日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
雪隱
(
はばかり
)
燈火
(
あかり
)
何日
(
いつ
)