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『「見ること」の意味』
ふりがな文庫
『
「見ること」の意味
(
「みること」のいみ
)
』
見るということは、光の物理作用と、眼の知覚作用の総合作用だと誰でも考えているし、またそれにちがいはない。素朴的にいわば客観を主観にうつしとる作用だという考えかたである。しかし、このうつすということも、考えだせばかぎりもない複雑なことを含んで …
著者
中井正一
ジャンル
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術理論 美学
初出
「国民芸術」1937(昭和12)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
機
(
はず
)
啻
(
ただ
)
現
(
うつつ
)