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『死と鼻唄』
ふりがな文庫
『
死と鼻唄
(
しとはなうた
)
』
戦争の目的とか意義とか、もとより戦争の中心となる題目はそれであつても、国民一般といふものが、個人として戦争とつながる最大関心事はたゞ「死」といふこの恐るべき平凡な一字に尽きるに相違ない。 僕は昔こんなことを考へてゐた。パリジャンは戦争もルー …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「現代文学 第四巻第三号」大観堂、1941(昭和16)年4月28日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
従而
(
したがつて
)
屡々
(
しばしば
)
泌々
(
しみじみ
)
視凝
(
みつ
)