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『「明るい文学」について』
ふりがな文庫
『
「明るい文学」について
(
「あかるいぶんがく」について
)
』
甲は云ふ——黒ずんだ文学にも少し飽きた。もつと明るい、赤味を帯びてゐても、青味を帯びてゐても、それはいゝ、もつと明るい文学が欲しいね。 乙が答へる——人生は黒ずんだものだ。 甲——明るいところもあるよ。 乙——それは、人生を深く観ないからだ …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「創造日本 八月号」1927(昭和2)年8月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
相
(
すがた
)
享
(
う
)
容
(
い
)
歓
(
よろこ
)