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『お喋り競争』
ふりがな文庫
『
お喋り競争
(
おしゃべりきょうそう
)
』
この九月末宇野浩二氏から電話がきた。私は生憎不在だつたが、至急の話があるから今夜か明朝会ひたい、訪れてほしいといふのであつた。なんの話か見当がつかなかつたが、私はその月の文芸通信に、牧野信一の自殺にやゝあてはまることを題材にした小説を書いた …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「時事新報」1936(昭和11)年12月16日~18日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
俘虜
(
とりこ
)
従而
(
したがつて
)
幇間
(
ほうかん
)
恰
(
あたか
)
框
(
かまち
)