この日記を発表するに就ては、迷つた。書く意味はあつたが、発表する意味があるかどうか、疑つた。 この日記を書いた理由は日記の中に語つてあるから重複をさけるが、私が「女体」を書きながら、私の小説がどういふ風につくられて行くかを意識的にしるした日 …
著者 | 坂口安吾 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「近代文学 第二巻第一号」1947(昭和22)年1月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約31分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約51分(300文字/分) |
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