心の飛沫こころのひまつ
胡坐 ああ草原に出で ゆっくりと楡の木蔭 我が初夏の胡坐を組もう。 空は水色の襦子を張ったよう 白雲が湧いては消え湧いては消え 飽きない自然の模様を描く。 遠くに泉でもあるか 清らかな風のふくこと! 私は、蟻の這い廻る老いた幹に頭を靠せ 牧 …