遺稿いこう
この無題の小説は、泉先生逝去後、机邊の篋底に、夫人の見出されしものにして、いつ頃書かれしものか、これにて完結のものか、はたまた未完結のものか、今はあきらかにする術なきものなり。昭和十四年七月號中央公論掲載の、「縷紅新草」は、先生の生前發表せ …
題名が同じ作品
遺稿:01 「遺稿」附記 (新字新仮名)水上滝太郎 (著)
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名)泉鏡花 (著)