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『きのふけふの草花』
ふりがな文庫
『
きのふけふの草花
(
きのうきょうのくさばな
)
』
今年は気候不順でさきおくれた花が多く、又、秋開く花が初夏から盛りをるのもあるが、兎に角自分の家庭には石竹科の花がいと多く咲き乱れをる。その中で一番妙な伝説をもつのは眼皮だ。枕の草紙に、かにひ(異本にがむひ)の花とあるはこれらしいが、色は濃か …
著者
南方熊楠
ジャンル
自然科学 > 植物学 > 植物学
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
彼得
(
ペルピトロ
)
常夏
(
とこなつ
)
本
(
もと
)
眼皮
(
がんぴ
)