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『九月十四日の朝』
ふりがな文庫
『
九月十四日の朝
(
くがつじゅうよっかのあさ
)
』
朝蚊帳の中で目が覺めた。尚半ば夢中であつたがおい/\といふて人を起した。次の間に寝て居る妹と、座敷に寐て居る虚子とは同時に返事をして起きて來た。虚子は看護の爲にゆふべ泊つて呉れたのである。雨戸を明ける。蚊帳をはづす。此際余は口の内に一種の不 …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
嗽
(
うが
)
旁
(
かたがた
)
葭簀
(
よしず
)
題名が同じ作品
九月十四日の朝
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)