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『午後』
ふりがな文庫
『
午後
(
ごご
)
』
昨夜おそく帰ったので私は昼近くなるまで、何もしらずに赤坊の様によく寝込んで仕舞った。 弟共はすっかりそろって炬燵の囲りに集って、私の寝坊なのを笑って居る処へ眼を覚した私は、家が飛んできそうに皆が笑うのにびっくりして、重い夜着の中から、 「何 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
暮
(
くれ
)
題名が同じ作品
午後
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)