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『旅へ出て』
ふりがな文庫
『
旅へ出て
(
たびへでて
)
』
旅へ出て 四月の三日から七日まで私は東北の春のおそい——四方山で囲まれた小村の祖母の家へ亡祖父の祭典のために行った。 見たままを——思ったままを順序もなく書き集めた。 四日の旅をわすれたくないので——。 利根川の青き水の面に白き帆の 水鳥の …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
自
(
おのず
)
濁声
(
だみごえ
)
草鞋
(
わらじ
)