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鹽鮭
読み方 | 割合 |
しほざけ | 50.0% |
しほびき | 50.0% |
勘次は
小屋で
卯平が
鹽鮭を
燒く
臭を
嗅いでは一
種の
刺戟を
感ずると
共に
卯平を
嫉むやうな
不快の
念がどうかすると
遂起つた。
米ばかり
炊えても
毎日一
升づゝは
要る
位だから
骨も
隨分折れんが
出せえすりや二
貫と三
貫は
殘せつから、
歸るまでにや
俺もどうにか
成ると
思つてんのよ、さうすりや
鹽鮭位は
買あことも
出來らな