“刺戟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しげき99.2%
そそっ0.4%
ストラッグル0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光波の震動が網膜を刺戟しげきするのは純粋に運動の原理によるのであろう。絵画に於けるトオンの感じも、気がついてみれば触覚である。
触覚の世界 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
「わたしたちが、あそこまで刺戟そそったのだから、きっと兵を出すとは思うけれど、今日の間に合わなかったとこから推して、少しばかり気がかりだよ」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
刺戟ストラッグルして紛争を求めるようなことは、つつしんだほうがいいと思うが……
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)