“麁朶”の読み方と例文
読み方割合
そだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又「打ったで済むか、殊(こと)に面部の此の疵(きず)縫うた処が綻(ほころ)びたら何うもならん、亭主の横面を麁朶(そだ)で打つてえ事が有るか、太(ふて)え奴じゃア汝(おのれ)」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼(かれ)は暫(しばら)く自失(じしつ)したやうにして居(ゐ)て麁朶(そだ)の火(ひ)が周圍(しうゐ)の闇(やみ)に壓(お)しつけられようとして僅(わづか)に其(そ)の勢(いきほ)ひを保(たも)つた時(とき)彼(かれ)はすつと立(た)ち上(あが)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
第一この塔婆だって、束にして、麁朶(そだ)、枯葉(かれっぱ)と一所に、位牌堂うらの壁際に突込んであったなかから、(信女)をあてに引抜いて来たッてね、下足の若い衆(しゅ)が言っていました。
露萩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)