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袴越
ふりがな文庫
“袴越”の読み方と例文
読み方
割合
はかまごし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はかまごし
(逆引き)
それでも、どうやら踏止まった。私たちは
袴越
(
はかまごし
)
山(五千七百八十尺)の胸のあたりをとおっていたのだ。前面とおくに、ちらとした雪の山、あとで、それを赤石だときいた。
雪の武石峠
(新字新仮名)
/
別所梅之助
(著)
と
衝
(
つ
)
と手を
袴越
(
はかまごし
)
に白くかける、とぐいと
引寄
(
ひきよ
)
せて、横抱きに抱くと、
獅子頭
(
ししがしら
)
はばくりと
仰向
(
あおむ
)
けに地を払って、
草鞋
(
わらんじ
)
は高く
反
(
そ
)
った。
鶏
(
とり
)
の
羽
(
はね
)
の
飾
(
かざり
)
には、
椰子
(
やし
)
の葉を吹く風が渡る。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
袴越(はかまごし)の例文をもっと
(2作品)
見る
袴
漢検準1級
部首:⾐
11画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“袴”で始まる語句
袴
袴腰
袴着
袴下
袴地
袴垂
袴羽織
袴垂保輔
袴穿
袴刀
“袴越”のふりがなが多い著者
別所梅之助
泉鏡花