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脂気
ふりがな文庫
“脂気”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぶらけ
87.5%
におい
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶらけ
(逆引き)
しかしこの食堂に
這入
(
はい
)
って来るコンマ以下のお役人には、一人も
脂気
(
あぶらけ
)
のある顔はない。たまに太った人があるかと思えば、病身らしい青ぶくれである。
食堂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
けれど、一夏、岩木川の
氾濫
(
はんらん
)
があると、全民は打ちのめされて、また二年か三年は、火あぶりになっても税も
脂気
(
あぶらけ
)
も出ないという領民がたくさん出来た。
鬼
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
脂気(あぶらけ)の例文をもっと
(7作品)
見る
におい
(逆引き)
引切
(
ひっきり
)
の無い人通りも、およそ途中で
立停
(
たちどま
)
って、芸者の形を見物するのは、
鰻屋
(
うなぎや
)
の前に
脂気
(
におい
)
を
嗅
(
か
)
ぐ、奥州のお婆さんと同じ恥辱だ、という心得から、誰も知らぬ顔で行違う。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
脂気(におい)の例文をもっと
(1作品)
見る
脂
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“脂”で始まる語句
脂
脂肪
脂下
脂汗
脂粉
脂切
脂臭
脂肉
脂身
脂燭
検索の候補
脂肪気
臙脂白粉気
“脂気”のふりがなが多い著者
河口慧海
ロマン・ロラン
吉川英治
森鴎外
芥川竜之介
泉鏡花
寺田寅彦