トップ
>
胸先
ふりがな文庫
“胸先”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むなさき
83.3%
むねさき
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなさき
(逆引き)
それまでは覚えていたが、そのうちに少し
胸先
(
むなさき
)
が楽になったと思ったら、いつの間にかうとうとと寝入ってしまった。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
このごろ老人もようやく
忘
(
わす
)
れんとしつつありしをきょうは耳新しく、その
狂婦
(
きょうふ
)
もなくなったと
告
(
つ
)
げられ、
苦痛
(
くつう
)
の
記憶
(
きおく
)
をことごとく
胸先
(
むなさき
)
に
呼
(
よ
)
びおこして
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
胸先(むなさき)の例文をもっと
(10作品)
見る
むねさき
(逆引き)
しかしこの皇子は、後にすっかりご
成人
(
せいじん
)
になって、長いお下ひげがお
胸先
(
むねさき
)
にたれかかるほどにおなりになっても、お口がちっともおきけになりませんでした。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
致させしに
胸先
(
むねさき
)
より
小腹
(
せうふく
)
の邊りへ一二
鍼
(
しん
)
打
(
うつ
)
や
否
(
いな
)
や立所に全快致しけり勇右衞門は
持病
(
ぢびやう
)
ゆゑ
寒暖
(
かんだん
)
に付て
發
(
おこ
)
る時は急に
治
(
をさ
)
まらぬ症なるに城富の
鍼治
(
しんぢ
)
にて早速
快氣
(
こゝろよく
)
なりける故大いに喜び紙に
包
(
つゝみ
)
て金二百疋を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
胸先(むねさき)の例文をもっと
(2作品)
見る
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸襟
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸高
胸乳
“胸先”のふりがなが多い著者
森田草平
尾崎紅葉
押川春浪
徳冨蘆花
作者不詳
樋口一葉
泉鏡太郎
鈴木三重吉
伊藤左千夫
幸田露伴