トップ
>
手温
>
てぬる
ふりがな文庫
“
手温
(
てぬる
)” の例文
我国の参戦程度を
手温
(
てぬる
)
しとする英仏は、種々の註文を出して日本を戦争の災禍の中心に引入れたいために、独逸勢力の東漸を法外に誇大するでしょうが
何故の出兵か
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
自分は
仏蘭西
(
フランス
)
に於ける婦人運動が過去三十年前に比して甚だ
手温
(
てぬる
)
いのを不思議に感じます。と申して英国の婦人の様な過激な運動を望まないのは勿論です。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
時々これを見ながら進行すれば順序もよく整い
遺漏
(
いろう
)
も少なく、大変都合が好いのですけれども、そんな
手温
(
てぬる
)
い事をしていてはとても諸君がおとなしく聴いていて下さるまいと思うから
文芸と道徳
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭