“鹿等”の読み方と例文
読み方割合
しかだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はあ、鹿等しかだあ、すぐに来たもな。」と嘉十は咽喉のどの中で、笑いながらつぶやきました。そしてからだをかがめて、そろりそろりと、そっちに近よって行きました。
鹿踊りのはじまり (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「はあ、鹿等しかだあ、すぐにたもな。」と嘉十かじふ咽喉のどなかで、わらひながらつぶやきました。そしてからだをかゞめて、そろりそろりと、そつちにちかよつてきました。
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)