“鯨音”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おと66.7%
かね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直ぐに其の音を打消す他の響が傳はる。これは不來方(こずかた)城畔の鐘樓から、幾百年來同じ鯨音(おと)を陸奧(みちのく)の天(そら)に響かせて居る巨鐘の聲である。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
直ぐに其の音を打消す他の響が伝はる。これは不来方城畔(はん)の鐘楼から、幾百年来同じ鯨音(おと)を陸奥(みちのく)の天(そら)に響かせて居る巨鐘の声である。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
姫の長き髮はこれを截(き)り、その身には生きながら凶衣を被らしめ、輓歌(ばんか)を歌ひ鯨音(かね)を鳴し、法(かた)の如く假に葬(はうむ)りて、さて天に許嫁(いひなづけ)せる人となりて蘇生せしむ。是れ式のあらましなり。