“鯨狼”の読み方と例文
読み方割合
アー・ペラー100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鯨狼アー・ペラーの檻、その餌となる氷漬の魚の箱。ダブダブ揺ぐようなおのぶサンの肥躯ひくも、今はエスキモーさながらに毛皮にくるまっている。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しかしまだ、鯨狼アー・ペラーをここへ売ったのが何者かということが、最後の問題として残っているのだ。それに、親方が次のように答える。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
諸君、僕は鯨狼アー・ペラーのために、大変な発見をした。ここは、グリーンランドを二つ三つに割っている、せまい海峡の一部なんだ。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)