“鯨鬚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くじらひげ66.7%
くじらのひげ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隅々まで舞台栄(ば)えばかりを主眼にしてありまして、利き処利き処には無闇と針金や鯨鬚(くじらひげ)や鉛玉(なまり)なんぞを使ってあるのですが、それでいてスッキリと
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼の女の青い瞳(ひとみ)は海よりも廣く深く、眼瞼(まぶた)の縁(ふち)に生(は)え揃った睫毛(まつげ)は鯨鬚(くじらひげ)よりも長く、その周囲には鉛筆の粉(こ)に似た黒い物で、月の暈(かさ)のような隈取(くまど)りが施されて居る。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
図505と図506とは、K夫人の横と後とである。後を向いた方では、髪が鋭い竜骨をなしているが、これは鯨鬚(くじらのひげ)又は鉄製の挾(はさみ)でその位置に保たれる。