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頭痛
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づゝう
ふりがな文庫
“
頭痛
(
づゝう
)” の例文
朝之助
(
とものすけ
)
は
寢
(
ね
)
ころんで
愉快
(
ゆくわい
)
らしく
話
(
はな
)
しを
仕
(
し
)
かけるを、お
力
(
りき
)
はうるさゝうに
生返事
(
なまへんじ
)
をして
何
(
なに
)
やらん
考
(
かんが
)
へて
居
(
ゐ
)
る
樣子
(
やうす
)
、どうかしたか、
又
(
また
)
頭痛
(
づゝう
)
でもはじまつたかと
聞
(
き
)
かれて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何
(
なに
)
頭痛
(
づゝう
)
も
何
(
なに
)
もしませぬけれど
頻
(
しきり
)
に
持病
(
ぢびやう
)
が
起
(
おこ
)
つたのですといふ、お
前
(
まへ
)
の
持病
(
ぢびやう
)
は
肝癪
(
かんしやく
)
か、いゝゑ、
血
(
ち
)
の
道
(
みち
)
か、いゝゑ、
夫
(
それ
)
では
何
(
なん
)
だと
聞
(
き
)
かれて、
何
(
ど
)
うも
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ませぬ
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
頭痛
(
づゝう
)
を
押
(
をさ
)
へて
思案
(
しあん
)
に
暮
(
く
)
れるもあり、あゝ
今日
(
けふ
)
は
盆
(
ぼん
)
の十六日だ、お
焔魔樣
(
ゑんまさま
)
へのお
祭
(
まい
)
りに
連
(
つ
)
れ
立
(
だ
)
つて
通
(
とほ
)
る
子供達
(
こどもたち
)
の
奇麗
(
きれい
)
な
着物
(
きもの
)
きて
小遣
(
こづか
)
ひもらつて
嬉
(
うれ
)
しさうな
顏
(
かほ
)
してゆくは
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“頭痛”の解説
頭痛(ずつう)とは、頭部に感じる痛みのうち、表面痛でないもの。様々なタイプの痛みを含んだ幅の広い症状概念である。ありふれた症状である一方、これを主症状とする致命的疾患もあり、他方で原因が特定できないことも多いという、症候学上非常に重要な症状。
(出典:Wikipedia)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“頭痛”で始まる語句
頭痛膏
頭痛持
頭痛眩暈