“鞠躬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きっきゅう66.7%
きくきゅう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳川の存(そん)する限りは一日にてもその事(つか)うるところに忠ならんことを勉(つと)め、鞠躬(きっきゅう)尽瘁(じんすい)、終(つい)に身を以てこれに殉(じゅん)じたるものなり。
『開元天宝遺事』に商山の隠士高太素、一時ごとに一猿ありて庭前に詣(いた)り鞠躬(きっきゅう)して啼(な)く、目(なづ)けて報時猿と為(な)すと、時計の役を欠かさず勤めた重宝な猿松だ。
滔々(とうとう)たる天下その師弟の間、厳として天地の如く、その弟子は鞠躬(きくきゅう)として危座し、先生は茵(しとね)に座し、見台(けんだい)に向い、昂然として講ず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そして乙の方が甲より上の位であった時は、甲は座を離れて鞠躬(きくきゅう)の礼をする。と乙はこれを扶(たす)け起し着座を命ずるが、やっとしてから甲は席に返る。等級の相違に由る礼儀の差別は中々やかましい。