“降出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふりだ85.7%
ふりいだ7.1%
ふりいで7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チラリ/\と雪が降出(ふりだ)しましたから、傘(かさ)を借り、番場の森松と云う者が番傘を引担(ひっかつ)いで供をして来ますと、雪は追々積って来ました。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と大音(だいおん)あげ、追掛(おひかけ)しが忽(たちま)ちに雲(くも)起(おこ)り、真闇(まつくら)になり、大雨(たいう)降出(ふりいだ)し、稲光(いなびかり)烈(はげ)しく、大風(おほかぜ)吹(ふ)くが如(ごと)くなる音(おと)して座頭(ざとう)はいづくに行(ゆき)しやらむ——と言(い)ふのである。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
結(むすび)し藤井左京(ふぢゐさきやう)と云者あり此頃藤が原へ尋ね來り暫く食客と成(なり)て居たりしが時は享保十一午年(うまどし)正月五日の事なりし朝より大雪(おほゆき)の降出(ふりいで)しが藤井左京は大膳に向ひ某(それが)し去冬(きよとう)より此山寨(このさんさい)へ參り未だ寸功(すんこう)もなく空(むなし)く暮(くら)すも殘念(ざんねん)なり我も貴殿の門下となりし手始めに今日の雪を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)