“寸功”の読み方と例文
読み方割合
すんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廻(めぐ)らしける此時藤井左京は大膳に向ひ某し近頃此地へ參り貴殿の門弟とは相成たれど未(いま)だ寸功(すんこう)も立てざれば切(せめ)て今宵(こよひ)舞込(まひこみ)し仕事は何卒拙者(せつしや)に料理方(れうりかた)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「だまれっ、たかだか数百の小勢をつれ、鎌倉入りの途中で入って来た洟(はな)タレ御料の陣借り者が、なんであの凄まじい激戦に寸功(すんこう)でもあったといえるか」
彼は寸功(すんこう)を顧みて拝辞した。が、かさねて優渥(ゆうあく)なお沙汰を賜うて、従五位下、左近衛少将に叙任(じょにん)せられた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)